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初心者にスキャルピングは向かない

 
FXには様々な儲け方が存在していますが、その中には初心者が手を出さないほうが良い方法もあります。そんな方法の一つとして知られるものに、「スキャルピング」というものがあります。

スキャルピングとは、ごく短時間の僅かな値動きで売買を終了する方法で、例えば20銭でも儲けが出ればすぐに買った通貨を売るという方法です。スキャルピングには「頭皮」という語源があり、その語源の通り薄い利益を短時間で出そうという方法です。「そんな儲けはたかが知れてる」と思うかもしれませんが、証拠金が大きければ僅かな値動きでも十分な利益を出すことができます。

スキャルピングが行われる理由としてよく言われるものに、勝率の上げやすさがあります。スキャルピングはよく「数分後の天気を当てる」という例え方をされ、一歩先の値動きを予想出来さえすれば利益を上げられます。長期的な値動きを予想する必要が無いので、一見すると簡単そうではありますが、実際のところは勝率は50パーセントを下回りやすいという傾向があります。もちろんスキャルピングで儲けを出している方も多いのですが、よくよく考えてみると意外な落とし穴があります。

手数料やスプレッドが大きな負担となる


FXの取引の際に必要となる経費として、手数料とスプレッドがあります。あまり気にしていないという方も少なくありませんが、スキャルピングにおいてはそうもいきません。スキャルピングは細かく売り買いを繰り返すので、そのたびに手数料とスプレッドが必要となってしまうのです。

また、20銭の儲けを狙い、リスク回避のためにマイナス20銭を損切りのラインに設定した場合を考えてみましょう。この場合、20銭の儲けを出すなら、+20銭分の値動きに手数料とスプレッド分を追加して儲ける必要があり、この方式で取引を繰り返すなら、損切りは−20銭に手数料とスプレッド分の費用をプラスしないと損してしまいます。つまりこの方式で取引すると、最初の値動きゼロの地点から損切りするまでの数値が近くなるので、どうしても損切りする確率が高まってしまうのです。

結果として勝率は50パーセントを下回るので、相当な洞察力で値動きを見切って取り引きするか、自分の強運を信じるかしないと儲けは出せないのです。これは手慣れたトレーダーでも難しく、ましてやビギナートレーナーにはまったく向かない方法なのです。
 

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